隊長のん太

酒蔵通りたんけん隊通信

Vol.23
年の瀬号
2004/12/28

 

●年の瀬

毎年の決まり文句のようですが、今年もいつのまにか年の瀬。
あっというまの一年でしたね。


●広島三昧倶楽部

11月6日から12月12日までの土曜日曜は、広島経済同友会とJR西日本のタイアップ企画「広島三昧倶楽部」が行われ、西条酒蔵通りでもいつになく観光されるお客様の姿が目立ちました。
JRの「三昧号」の西条駅到着の時刻に合わせて、観光ボランティアガイドが各酒造会社の酒蔵をご案内。
吟古館はお休み処に、また隣の空き店舗はクリスマスグッズの展示販売店になりました。
西條鶴酒造 白牡丹酒造
亀齢酒造 賀茂泉酒造


●西条酒蔵通り酒の街観光活性化計画発表会

12月1日、「西条酒蔵通り酒の街観光活性化計画発表会」が、コラボスクエア会議室で開かれました。
これは、広島大学大学院工学研究科建築設計学研究室の演習課題を、学外の人にも見てもらおうという企画です。
会場は椅子が足りなくなるほど(学生さんは立見)の盛況で熱気に溢れていました。
パネルと模型の展示 たくさんの人が会場を埋めました
発表会のあとの懇親会

単なる学生の演習でなく、地域に受け入れられる現実的な提案をということで、参加者からもナマの現場からの質問や意見が飛び交いました。
広島大学の岡河貢先生談:
「絵空事の演習でなく、この地域にいるのだから、リアリティのあるテーマを選んだ。
大学院生は普通なら働いている歳なのだから、現実社会に通用するレベルを要求して当然。
そういう意味ではまだまだ甘い。
今後も、地域産業の活性化のため、大学から何ができるかを追求したい。」


●ひとくちお酒の豆知識…「寒づくり」

今年は暖冬で「…なかなか寒くならないので酒造りがたいへん」と、蔵元さんが言っていましたけど、やっと冬将軍がやって来たみたいですね。
…さて、どうしてお酒づくりに「寒さ」が関係するのでしょう?
時期的には、酒の仕込みは今年とれたお米を精米してから始めるので、秋が深まり冬が近づいてからになるのですが、この「仕込み」はお酒づくりにとって一番大切なときです。
麹菌や酵母菌といった微生物の力を借りてお酒の元になる部分をつくるので、微生物がうまく仕事をしてくれるためには、微妙な温度調節が必要なのです。
もちろん気温が高いと雑菌も繁殖しやすく、「腐り酒」になりやすいということもあります。
昔は冷蔵庫やエアコンがなかったわけですから「強制的に温度を下げる」ことができませんでした。
温める方法はいろいろありましたので、まわりの気温が低ければ、温度調整はなんとかできる。
だから寒い時期に仕込みを始め、「酒は寒づくり」といわれるようになったそうです。
現在ではもちろん、「四季醸造」といって、仕込みの温度調節をコンピュータで管理することにより、年中お酒がつくれるようにもなりました。


●【酒蔵通りたんけん隊通信】バックナンバー

Vol.22 紅葉号 2004/11/27
Vol.21 祭の後号 2004/10/12
Vol.20 待ち遠しいな酒まつり号 2004/9/24
Vol.19 リンク集号 2004/9/17
Vol.18 1ヶ月前号 2004/9/10
Vol.17 台風直撃?号 2004/8/31

それ以前のバックナンバーは「特別ご案内号」をご覧ください。

●編集後記

何年かぶりに東京にでかけ、おのぼりさん気分で話題の「六本木ヒルズ」を見に行きました。

でかいビルがあるとは思ってたのですが、行ってみて驚いたのは、そこが「街」になってたことです。
丸っこい形の超高層ビルのまわりには、高層住宅、ショッピング街やレストラン・カフェ、映画館、美術館、野外劇場、テレビ局、日本庭園、…「けやき坂通り」という並木道まであります。
一日中でも遊べそうで、有料のツアーコース(1,500〜2,500円)もあります。
街をまるごと作ってしまう、ということもできるんだな〜、と感心しました。
[編集長:のん太6号こと山田元]

●【酒蔵通りたんけん隊通信】

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