隊長のん太

酒蔵通りたんけん隊通信

Vol.28
目に青葉号
2005/5/31

 

●目に青葉

 
青葉が眩しい季節ですね。最近では夏を思わせる暑さの日も…。


●『陸を行き交う樽廻船』

この五月に、酒蔵通りが舞台となる「ノンフィクション歴史小説」が出版されました。

陸を行き交う樽廻船  陸(おか)を行き交う樽廻船(たるかいせん)
 〜陸(おか)の港と吟醸酒を造った男〜
 松木津々二 著

 発行:2005年5月
 発行人:松木津々二
 編集・印刷・製本:(株)総合広告社
 定価:700円(税込)、B6判120ページ

■読者の声…
西条・酒蔵通りにある酒造会社の造り酒屋時代を中心に、歴史や生い立ちを詳しく述べられた本です。
江戸末期から明治に掛けて、蔵元創業までの苦労話、安芸津の酒造家・三浦仙三郎との出会いなど、楽しく小説仕立てで読みやすく書かれています。
創業者に必要な「商人の心得」、「情報収集」、「先を読む目」、「ひらめき」、「即行動」、「思い入れ」等、 何よりも、酒造業界や町の発展を考えての行動が素晴らしいと思います。
今まで知識として知らなかった事も多く記載されており、感動を覚えました。
(東広島ボランティアガイドの会 S・T)

■筆者より…
「夏子の酒」からブレイクした吟醸ブームが去り、世はまさに焼酎ブーム。
全国の造り酒屋がのれんを守るのに苦心惨憺、中には廃業余儀なく、慣れ親しんだ「銘柄」も消え去る寂しい今日この頃です。
しかし私自身も知らなかった、ここ、東広島こそが「吟醸酒のふる里」であることを。
明治の殖産興業の波によって生まれた近代醸造業の歴史。 そして東広島の地を舞台にした「幕末から明治を駆け抜けた男」の夢。
そこには感動のドラマがあったことを知り、それを一冊120ページの本にまとめました。
歴史好きの人から、お酒があまり飲めない人にも、楽しんでもらえる小説になったと思います。
できるだけ多くの方々に読んでいただきたいと思っております。

■お買い求めは…
JR西条駅前観光案内所(西条駅前ブールバール交差点…東広島市西条本町11-2)
10:00〜16:00(月曜休、月曜が祝日のときは火曜休)

■郵送によるお買い求めのご注文は… +送料160円(1冊)
お届け先ご住所・お名前・電話番号と、必要冊数を明記のうえ、下記までご注文ください。
本とともに郵便振替用紙をお送りいたしますので、最寄りの郵便局で代金をお支払いください。


●醸造試験所跡地公園

東京都北区滝野川に「醸造試験所跡地公園」があります。
醸造試験所とはいうまでもなく現在東広島にある酒類総合研究所の前身。 平成7年に移転する前にあった所です。
現在ここには、酒類総合研究所の東京事務所として、酒類情報室と技術指導室が残っており、移転した建物の跡地が公園になっています。
残った建物で何といっても目をひくのが、赤レンガの酒造工場。 明治37年(1904年)醸造試験所設立当時のものです。
一般の見学は受け付けていないとのことですが、建物は「跡地公園」からよく見え、時々写生会や撮影会もあるとのこと、夜にはライトアップもされるそうです。
ちょうど公園の花が咲き乱れ、都会の住宅街の真中にぽっかりと開いたまま時間が止まった、不思議な幻想的な空間のように思えました。
 
■醸造試験所跡地公園
東京都北区滝野川2-6
JR京浜東北線王子駅または東京メトロ(地下鉄)南北線王子駅から徒歩5分


●全国新酒鑑評会

酒類総合研究所の平成16酒造年度(2004/7〜2005/6)全国新酒鑑評会は、明治44年(1911年)の第1回から通算93回目を数え、出品点数 1,019点から、入賞酒 532点、金賞酒 257点が選ばれました。
東広島市内から選ばれた入賞酒は、白牡丹(4点、うち金賞酒:2点)・賀茂鶴(3点)・関西一の計8点です。おめでとうございます。
5月26日、「製造技術研究会・公開きき酒会」が東広島運動公園体育館で開かれました。

 
 (会場には銘柄ラベルも並びます)

酒類総合研究所ホームページ(全国新酒鑑評会・入賞酒一覧):
http://www.nrib.go.jp/kan/H16/H16moku_top.htm


●東広島アザレアフェアリィ募集

東広島市観光協会では、観光アシスタント「東広島アザレアフェアリィ」《つつじの精》を募集しています。
アザレアフェアリィには、2年間各種イベント等の公的行事に参加し、新東広島市民を代表して、 新東広島市を宣伝、紹介するお手伝いをしていただきます。
応募締切:平成17年7月8日(金)
詳しくは、観光協会ホームページ:
http://hh-kanko.ne.jp/sight/event_kyokai.html#azalea

お問合せ:東広島市観光協会 TEL 082-420-0310


●ボランティアガイド養成講座

「このまちが好き だから伝えたい」 東広島市への来訪者や市民に東広島を紹介、案内する「ボランティアガイド」の養成講座の受講者を募集しています。
講座は、平成17年6月11日(土)〜7月16日(土)毎週土曜10:00〜12:00、
市民文化センターでの講義と酒蔵通りなど現地見学、受講料は無料です。
応募締切:平成17年6月3日(金)
詳しくは、観光協会ホームページ:
http://hh-kanko.ne.jp/sight/event_kyokai.html#vguide

お問合せ:JR西条駅前観光案内所 TEL 082-421-2511


●2005酒まつり実行委員会始動

「2005酒まつり」へ向けて今までに6回の準備委員会が開かれ、いよいよ6月2日、第1回実行委員会が開かれることになりました。
今年は、合併による新生東広島市の最初の酒まつり。より多くの人たちに楽しんでもらおうと、スタッフ一同張り切っています。
引き続きボランティア・スタッフも募集しています。ふるってご参加ください。
ボランティア・スタッフ募集のページ:
http://sakematsuri.com/2005/volunteer.html


●【酒蔵通りたんけん隊通信】バックナンバー

Vol.27 大型連休号 2005/4/30
Vol.26 桜はまだか号 2005/3/31
Vol.25 暖かかったり寒かったり号 2005/2/28
Vol.24 新春号 2005/1/31
Vol.23 年の瀬号 2004/12/28

それ以前のバックナンバーは「特別ご案内号」をご覧ください。

●編集後記

写真は「日本橋」(東京都中央区)、醸造試験所跡地公園のあとで立ち寄りました。
橋のデザインは醸造試験所と同じ建築家、妻木頼黄(つまきよりなか)によるもので、明治44年(1911年)完成。

国の重要文化財。頭上の首都高速はぶちこわしですが、石造のアーチは実に優美、青銅の獅子や麒麟の装飾も迫力充分の凝った意匠です。
何でも妻木はこの橋の意匠にことさら心血を注いだとか、そしてそれはすぐ近くに建つ日本銀行本店を設計したライバルの建築家・辰野金吾に対する敵愾心だったとも、近代化に走る東京への嫌悪と江戸情緒の川面への憧憬の表れともいわれているそうです。 …何か「明治の日本人の気骨」を感じさせる話ですね。
[編集長:のん太6号こと山田元]


●【酒蔵通りたんけん隊通信】

■編集・発行:(社)東広島市観光協会・広報委員会
〒739-0025 東広島市西条中央7-23-35
■たんけん隊入隊(メール配信)・除隊(配信停止)のお申込は:
http://sakematsuri.com/tanken/
■ご意見・ご感想などは:
info@sakematsuri.com
■酒まつり・酒蔵通り@吟醸酒のふる里・東広島ホームページ:
http://sakematsuri.com/

 
copyright©2005 (社)東広島市観光協会・広報委員会; all rights reserved.