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Vol.14
青葉薫る号
2004/5/28 |
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●青葉薫る季節
青葉薫る今日この頃、いかがお過ごしですか。
日に日に緑が鮮やかになってくるような気がしますね。
今月は酒づくりに欠かせない「精米機」の話、そして全国新酒鑑評会、酒まつり実行委員会の話です。
●酒づくりに欠かせない精米機
吟醸酒の精米歩合は6割以下、つまり米の4割以上を削り取ります。ではどうやって削るのか。
答は「精米機」です。
精米機のトップメーカー、サタケの本社は、東広島市西条酒蔵通りの西にあります。
サタケの精米機は、その創業当時から酒作りと深い関係にあったということです。
サタケ創業者・佐竹利市は若い頃、酒造用の米搗きを臼と杵でしていて、この効率の悪い人力作業を機械化することを思い立ったといいます。
日本初の動力精米機(左上の図)を発明したのが明治29(1896)年、30台製作したそうですが、本人はこれに満足せず、自ら不良品として販売した商品を回収、30台すべてを廃棄して、直ちに改良にかかったそうです。
2年後に駆動部の重さ6分の1の完全品(左下の図)を完成、これはその後20年くらい売れ続けたそうです。
この最初の開発に資金面や開発場所などで協力したのが、西条の木村酒造(今の賀茂鶴酒造の前身)です。
完成品の1号機はもちろん、木村酒造に納品されました。
右の写真は現在の酒造用精米機。
コンピューターで自動運転ができます。
杵のようなものはなく、回転する砥石の上に米粒がころがり、米の表面がきれいに削られてゆく仕組みです。
株式会社サタケ ホームページ
http://www.satake-japan.co.jp/
参考:佐竹製作所百年社史(1997)、お米のひみつ(学習研究社・2004)
●酒類総合研究所創立100周年記念講演会
5月26日、広島大学東広島キャンパス内のサタケメモリアルホールで、酒類総合研究所創立100周年記念講演会が開かれました。

「おいしさを楽しむ脳のしくみ」(大阪大学人間科学研究科・山本隆教授)の話が面白かったです。
おいしい物を食べると幸せを感じるのは、麻薬に似た作用をする物質が脳内に分泌されるから。
甘いものをおいしいと感じるのは先天的、しかし辛いものやアルコールをおいしいと感じるのは、学習や文化によって。
また、おいしくものが食べられる人は免疫力が高く、長生きできる。
…なるほど「酒は百薬の長」といわれる所以ですね。
●全国新酒鑑評会
酒類総合研究所の全国新酒鑑評会の審査結果が発表されました。
出品点数:1,049点のなかから、入賞酒:529点、金賞酒:278点が選ばれました。
全国新酒鑑評会の審査結果ホームページ
http://www.nrib.go.jp/kan/H15/H15moku_top.htm
西条管内の入賞酒は、賀茂鶴・福美人・白牡丹(2点)・亀齢・桜吹雪・千代乃春です。
千代乃春は金賞酒に選ばれました。
5月27日、「製造技術研究会・公開きき酒会」が東広島運動公園体育館で開催されました。

体育館アリーナに千点の出品酒がずらりと並んだきき酒会場はまさに壮観です。
千代乃春・竹尾郁子さんにお会いしました。金賞酒を手ににっこり。おめでとうございます!
●酒まつり実行委員会始動
今年の「酒まつり」へ向けて、今までに準備会(策定委員会)が4回開かれています。
5月31日の最後の策定委員会を受け、6月2日、いよいよ第1回実行委員会が開かれることになりました。

今年の実行委員会は、例年にも増して「燃えて」います。
というのも、昨年の酒まつりで、予算管理の甘さなど、さまざまな問題点が明らかになったのです。
今、関係者に共通するのが、問題意識、危機意識。同じ過ちを繰り返してはならない、と思っています。
それでいて、来てもらうお客さんには楽しんでもらおう、自分たちも大いに楽しもう、と話し合っています。
6月以降、実行委員会は隔週、忙しくなれば毎週開かれる予定です。
【酒蔵通りたんけん隊通信】では逐次、実行委員会の動きを発信してゆきます。
乞うご期待!
●【酒蔵通りたんけん隊通信】バックナンバー
・Vol.13 黄金週間号 2004/4/27
・Vol.12 そろそろお花見号 2004/3/26
・Vol.11 暖かくなってきました号 2004/2/24
・Vol.10 一年の計は元旦にあり号 2004/1/30
・Vol.9 酒蔵通りもクリスマス号 2003/12/21
それ以前のバックナンバーは「特別ご案内号」をご覧ください。
●編集後記
今年の「酒まつり」へ向け、広報委員会はそのまま「酒まつり」実行委員会の広報部会活動を行うこととなりました。また、私は広報部会長を拝命いたしました。
責任重大です。ちゃんと仕事ができるのか、とても不安です。でも、引き受けたからには、全力を尽くします。
むろん私の力だけでは、この大役はとても果たせません!ですので、皆々様のご指導、ご鞭撻を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(…たんけん隊通信でも、今までの「臨時」編集長などというフザケた呼び方はやめることにします!)
[責任重大な編集長:のん太6号こと山田元]
●【酒蔵通りたんけん隊通信】
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